このレビューはネタバレを含みます
サスペンスかと思ってだけど、ヒューマンドラマ
死を考えて集まった人たちにしては、重苦しさはそこまでない
見ず知らずの12(13)人の集まりだけど、意外と皆さん自分の境遇を話してしまう
よく喋るし、もはや全然自殺の流れにいかないのではとも思いつつ
序盤こそ、次に殺されるのは誰だ?いつだ?と思っていましたが
あーこれは、そっちに行かない流れね、と悟り
それぞれの抱えているものを、誰かに知ってほしい、伝えたいって言う表れと受けとりました
自殺まで考える心境になったことがないのでわからないことばかりですが
そう思って見ていたら、対して仲良くない人や関係の薄い人であっても、話しはよく聞いてあげようと思えました
そういう意味では面白さとは別次元で考えさせられる作品でした