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十二人の死にたい子どもたちのchihakenのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

【作品概要】
2019年に公開されたミステリー映画です。監督は堤幸彦さんです。
冲方丁さん著作の長編ミステリー小説が原作となっています。著者が実際に自殺サイトを発見したことによって、この作品が生まれました。漫画化もされており、少しホラー感ありますが若い世代に人気の作品となっています。実写映画で使用された病院は実際の廃病院を使用しており、リアル感を追求しています。興行収入は15億5000万円を突破しており、若い世代にぜひ見ていただきたい作品となっています。

【感想】
ミステリーよりもドキュメント感が強い作品だと思いました。ぜひ若い方に見ていただきたいです。最近も自殺の話などよくニュースで耳にします。私はそのようなニュースを聞くたびに悲しい気持ちになります。そういうことを思う方を少しでも減らしたいです。この作品は今後のテレビ界を担っていく若手の俳優さんが12人も出演しています。まだぎこちない演技の方もいますが、そこは大目に見て応援しましょう。気になった方はぜひご覧ください。

【あらすじ】
舞台は廃病院の地下室。安楽死を求めた12人の少年少女が自ら集合していた。主催者のサトシが到着したのち、13人現場にいることが判明した。シンジロウはゼロバンは誰かに殺害されていると推測し、参加者それぞれ地下室に集まる前におかしい部分を目撃していた。殺害された理由を判明させるために、4チームに分かれて証拠となるものを探すことに。アンリたちはエレベーター内に残されたスニーカーを発見した。セイゴたちは外で帽子とマスク、たばこの吸い殻を発見した。リョウコたちは、トイレに残されたスニーカーを発見した。シンジロウたちは、車いすの幅の調査と自動ドアの調査を実行していた。屋上に集まった際に、ノブオは衝撃の告白をする。その後、地下室に全員集まったがノブオの姿だけなかった。ノブオ抜きで少しずつ謎を解いていき、それぞれが少しずつ嘘をついていることが判明する。それと同時に、それぞれが死にたい理由を話していく。安楽死に全員一致しない一同はせめて準備だけすることで一致した。セイゴとメイコは脚立を準備していたが、階段に血の跡があることに気付く。ノブオは血だらけの状態で現れ、突き落とした犯人を告げることに。全員が揃ったところで、シンジロウは自身の推察力を活かし事件の真相を推理する。事件の真相はいったいどういう内容なのか。12人の集まりし少年少女は当初の目的である安楽死をやり遂げることができるのか。気になった方はぜひご覧ください。

【出演者】
・高杉真宙
・渕野右登
・古川琴音
・橋本環奈
・新田真剣佑
・黒島結菜
・杉咲花
・萩原利久
・北村匠海
・坂東龍汰
・吉川愛
・竹内愛紗
・とまん
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