地上波録画して、見始めた1秒目から「これダメなんでは…」と思ったけどなんとか我慢して15分ほど観てやめた。
これは宣伝の仕方の勝利!
さすがクソ映画もなんとか形にする堤幸彦。プロである。
特に十二人の死にたい子供たちの顔を白でグチャグチャに塗りつぶしたジャケは好奇心をそそられた。
しかし中身はひどい!
これを映画館で観ることになったら苦痛で頭痛を起こしたに違いない。
もう、タラタラしてんじゃねーよ!
と言いたくなるトロトロした展開。
なんだ?山田悠介か?
(※山田悠介はこんなにやさしくないが)
ディベートごっこか?
道徳の授業か?
なんかテンポがな?悪いな?
十二人集まるまでまず辛いのなんのって。
廃病院にしては綺麗過ぎるし。
小説で読めばもう少しマシなのかな。
1人ずつ喋らせると演技の技量もすごくわかって下手な子が辛い。
北村匠海と高杉真宙のみ秀でていた。
さすがの北村くんの安定感である。
女の子はバカそうなキャラが3人くらいいて非常に鬱陶しかった。
私は橋本環奈が顔出しする前にやめてしまった。でも首の太さでわかったw
ネタバレだけネットで読んだが、
これはきっと現代の青春作品なのでしょう。
「死にたい」には色んな意味が入っているからね。
本当の意味での「自死」はこんなに皆オシャレして集まって元気にディベートなんてしないんだわ。
死っていうのは絶望の先なんだと思うんだわ。
でも中高生くらいが観たらまた違うのかしら。
それにしても邦画界の未来が心配になる作品だった。
若手俳優が殺しあう映画の方がまだ見たかった。