茸のうち

悪魔はいつもそこにの茸のうちのネタバレレビュー・内容・結末

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

7割くらいが胸くそ展開なのでメンタル削られる映画。殺されるやつ大半クズなのが救い。
序盤〜中盤は宗教で狂わされた人の胸くそストーリー展覧会。これだから宗教嫌なんだよなぁっていう話かと思いきや後半はそれぞれの線が繋がって暴力と憎しみの連鎖を生む話。誰よりも父親を嫌ってたアーウィンが父親に似ていく姿はひとことでは表せない哀愁と皮肉を感じる。

正直話自体はそこまで面白いわけじゃないけど、主演級の俳優がゴロゴロ使ったスーパー贅沢映画だったから退屈せずに済んだ。クズ牧師パティンソンと怒れるバイオレンスなトムホを見られるだけで価値あり。
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