ユージーン

悪魔はいつもそこにのユージーンのレビュー・感想・評価

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)
3.5
 タイトルからホラーだとばかり思って観はじめたのですが、まったくそんなことはなく、純文学の小説が原作の映画でした。

 主要人物に人気俳優が起用されていたので、目の保養力はすごかったです。ロバート・バティンソンも意外な役どころで、おもしろかったです。ちなみに、セバスチャン・スタンはまったく気づきませんでした(バッキーのイメージが強すぎて短髪だとわからない)。

 ストーリーは、因果応報というか、降りかかる火の粉を振り払ったら他のところに炎上した、みたいな話で、じゃあどうすればよかったの? 泣き寝入りするか逃げるかしかないの? という展開ばかりで、なんだか悲しくなりました。