インド映画396本目は、ICW2018年上映のマラヤラム語映画。
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低予算映画の傑作が多いと評判のマラヤラム映画の新作。新作では今年のICWで見た中ではこれが一番良かった。
小さな田舎町で周囲の配慮のもとで写真館を営む主人公。写真家としての資格も持っているんですが、ある女性にけなされてから、真実を知る。
それからの奮闘が見物です。
それ以前にある男に殴られて復讐を誓うんですがなんとそれが、その女性の兄!
いろいろあって成長する主人公と現代っ子のモデル志望のその女性の関わり、惚けていると思われていた父親の外出の理由等、見所たくさん。
見ると幸せな気分になる映画でした。
ただ、この映画も字幕いまいちでした。肝心なクライマックスでちと理解に苦しむところがありました。(多分逆の意味に取り違えてる?)
ICWは持ってくる素材はまあまあ良いので、絵とか音は問題ないんですが、今年の字幕は当たり外れが大きかったですね。
(優しい復讐と主人公の成長 2018/11/8記)