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居眠り磐音のえくりぷすのレビュー・感想・評価

居眠り磐音(2019年製作の映画)
3.0
佐伯泰英の時代小説を映画化。テレビドラマで時代劇の新作は少なくなったが、映画では時代劇も健在。とはいえ昨今は時代劇だけれど敢えて現代風の言葉を使ったり現代的な価値観を描いた"ガワ"だけ時代劇が多いが、本作はあくまで時代劇ならではの世界を描いた骨太の映画。現代では考えられないような理由で人を斬り殺すシーンが多いが、これが江戸時代の価値観なのだろう。本格的な殺陣は見事だが、流血シーンも多く苦手な人は要注意。主人公の優しく穏やかだが剣術の腕は圧倒的という設定は『るろうに剣心』を思わせる。
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