Jimmy

狙撃のJimmyのレビュー・感想・評価

狙撃(1968年製作の映画)
4.2
映画タイトルどおり「狙撃」の物語。
加山雄三が凄腕スナイパーを演じていてカッコいい。
そして、加山雄三の「俺は一発で仕留める」というセリフが印象的。

冒頭、有楽町のビル屋上から「走る新幹線の7両目の最後列の男」を一発で射殺する狙撃犯(加山雄三)、また彼は射撃場でも凄腕を見せる。
また、乗り回しているスポーツカー(フェアレディZ)が格好いい。
射撃場で出会った女(浅丘ルリ子)とイイ仲になるが、孤独感を維持するあたりもこの狙撃犯のクールなところ。

銃ショップの男は、岸田森。
岸田森が「俺は、銃が好きなんだ」と言うと、あの名作テレビドラマ『怪奇大作戦』の第24話「狂鬼人間」で「銃をブッ放しながら、街中を駆け巡る岸田森」を思い出してしまう。(あれも凄かった。)

さて、この映画の狙撃犯は、3億円の金塊強奪で数人を射殺したことから、金塊の元締め男(森雅之)…これまた凄腕ガンマン…に狙われる。
そして、物語は………。

クライマックスまで息をのむ緊張感が心地よい凄い映画であった。

堀川通弘監督の傑作エンターテインメント映画。
Jimmy

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