ShinMakita

狙撃のShinMakitaのレビュー・感想・評価

狙撃(1968年製作の映画)
4.0

…ねぇ、テッポウを射つときってどんな気持ち?女を抱くときよりイイ気持ちかしら。



写真撮影のため射撃場を訪れたモデルの小高章子は、無口な青年・松下徹と出会った。恋に落ちた章子は彼とデートを重ねるが、ある日、目の前で松下が何者かに狙撃される現場を目撃してしまう。松下を問い詰めた章子は、彼の正体を知ることになる。2人が知り合う前日に起きた、新幹線狙撃事件…200m離れたビルから、走行中の列車の窓を狙った神業的狙撃をやってのけたのがこの松下徹だった。彼はプロのスナイパー。依頼人の敵対組織から命を狙われる身であった…



「狙撃」


セリフもGUN描写も細部まで気を配った、まごうことなき大傑作。クールかつサイコパスじみた松下徹という主人公の人物造形、不敵な紳士・森雅之の存在感、浅丘ルリ子の色気、どれも素晴らしい。もちろんガンスミス岸田森も魅力的。この雰囲気、質感、感触は観ないと判りません。とにかく必見!!!
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