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プライベート・ウォーのMikkyMovieのレビュー・感想・評価

プライベート・ウォー(2018年製作の映画)
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これでひとまず最後、記者特集!笑
いや~
世の中のことを何も知らなさすぎて
めちゃくちゃ反省する特集だったわ…

この作品は、1つ前に見た
ラッカは静かに虐殺されている
と同じ監督でドキュメンタリーではなく
実在したメリー・コルヴィンという
記者を描いた伝記映画!

子供が飢えているからスリランカに行く!
と上司の指示を聞かず出かけていく。
そこで爆撃を受け、左目を失明することに。
が、病院で手当てを受けている最中も
そのことを伝えるため、状況を録音する。

戦地から戻り、黒い眼帯を着け
2001年英国プレス賞優秀外国人記者賞の
表彰式に出席する。
元夫と仲直り出来ていたか
と思いきや浮気をされ…
戦場に行くことも反対されるが
コルヴィンはまた戦地へ向かう。

グリーンゾーンで今後
いろんな場所に一緒に行くことになる
カメラマンのポーと出会う。
危険な目にあいながら
マーサゲルホーンの
「戦争の顔」という本を持ち
戦争の犠牲者を取り上げる
という意思のもと取材を続けていく。

が、フラッシュバックなどの症状が現れ
アルコール依存症にもなり
PTSDと診断されて入院することに。
戦地は嫌いだけど
自分の目で見たい、という。

入院時は、戦地へ行くことを
上司に反対されるが
数年後、再び戦地へ…
が、記者が標的にされ
仲間の記者が目の前で殺されていく…
ここで上司とコルヴィンの会話が
なんとも言えなくて虚しくなる…
コルヴィン「あなたは戦地を見ていない!いや見なくていい!」
上司「コルヴィンが見てくれるから、私たちは直接見なくていい」

そして、戦地シリアへ向かうコルヴィン。
眼帯はしていない。
荒れ果てた街では、銃撃戦が…
そんな中を進み
女性と子供が隠れている部屋へ。
次は病院で、と取材を続けるが
子供が目の前で亡くなったり
取材を続けられなくなる。
上司からも危険だから
戻って来いと言われるが
TV電話で中継をしたい、と言い出し
危険な状況の中
コルヴィンは現地の状況を
自分の声で伝える。

中継を終えたところに近くで爆撃が起こり
逃げようとしたところで
爆撃を受けコルヴィンは亡くなる。

記者とは…
真実を世の中に発信しても…
それでも戦争は続いている…
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