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シルクウッドのUnrelatedのネタバレレビュー・内容・結末

シルクウッド(1983年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

核燃料を扱う工場で働くカレンは会社の対応(「放射能漏れ事故の責任をカレンに押し付けること」や「会社側の安全管理や健康管理が杜撰なこと」など)に不満を抱き、労働組合の団交委員になる。そんな彼女は証拠収集(メモ帳を常に持ち色々と調査)をし、不正を告発しようとしている。
彼女の行動は労働条件改善のための行動であり、正しいことをしていると思われる。しかし他の工場の人間からすると彼女の存在は邪魔に感じるのだ。理由は「彼女が告発し工場が閉鎖したら失業する羽目になるから」。こんな感じで彼女と他の工場の人間の間ですれ違いが起きてしまい、彼女は孤立してしまう。

【感想】
原子力発電所のある日本に住んでいる私にとって見れば「決して他人事ではない」と感じる作品だった。また彼女や同居しているドルーやドリーの日常シーンが結構あることから、彼女の私生活や心情、周りの方との人間関係などの変化に重きを置いている作品なのだと感じた。あとあんなところでケーキ食べたら駄目だろ。
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