そら

母を亡くした時、 僕は遺骨を食べたいと思った。のそらのレビュー・感想・評価

3.3
実家のカレーが久しぶりに食べたくなった〜😂


"お母さん大好き"

大人になるにつれ、
この言葉はなんでこんなにも
言いにくい言葉に変わるんだろう。

子供の頃のまま、
純粋でストレートな言葉と行動で
お母さんを思うサトシ。

実際にこんな男性がいたら
ちょっと引いてしまうんだろうけど。

あんなふうにド直球に、
家族への愛情を伝えられることが、
なんか羨ましくも感じた。


"母だけは死なないと思ってた"


全ての人に平等に"死"はやってくるって分かっているのに、
身近な人ほど死なないと思ってしまう"矛盾"。

生きることは矛盾だらけ。

だけど、
愛情で満たされるひとときだけは、
その矛盾から解放される。

それが"幸せ"って状態なのかなあ。




残された男3人。
海より深い母への愛。

泣きながら、叫びながら、
不器用に悲しみを分かち合う姿が愛おしくてたまらなかった😭



亡くして初めて気づく、
大切な人への愛情の大きさ。

"遺骨を食べたい"と思えるほどに愛してたなんて、
亡くしてみなきゃ分からない。




懐かしさのある、
のどかな優しい風景も素敵だなと思っていたら、
岐阜県大垣市ロケと知りびっくり!
実家からそんな遠くないところで撮影してたのね。

池田山、行きたいなあ。
そら

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