丸木

ティム・バートンのコープスブライドの丸木のレビュー・感想・評価

3.6
【あらすじ】
19世紀のヨーロッパ。成金の魚屋の息子ヴィクターと没落貴族の娘ヴィクトリアは親の思惑によって結婚を控えていた。森で結婚の誓いの練習をしていた彼は、ちょっとした勘違いから死んだ花嫁と婚約し、死者の世界に連れていかれてしまう。

【感想】
一風変わった世界観とストーリー。開始直後から画面の暗さと登場人物の顔色の悪さに驚く。まるで現実世界が死者の世界のようである。一方、死者の世界は楽しげで、死者は皆アフターライフを満喫しているようである。これなら、死ぬのも悪くないと思える。良い人間と悪い人間の対比がわかりやすいので、さらりと楽しめる。死者は皆良い人たち。
現実の嫌な事件とかを考えると、この愛の形はこれ以上ないような救い。
残念ながら、ミュージカルシーンはメインの曲以外あまり印象に残っていない。おまけのような感じ。
丸木

丸木