大道幸之丞

クインシーのすべての大道幸之丞のネタバレレビュー・内容・結末

クインシーのすべて(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「マイケル・ジャクソンを世に出した人」というのが一番わかり易い紹介。

ジャズ界(ビバップ)からスタートしポップスや映画音楽までカテゴリを分けない活躍を15才からスタートしたクインシー。最初はピアノとトランペットだった。

若い頃からレイ・チャールズ、スティービー・ワンダー、ハービー・ハンコック、マイルス・デイヴィスなどと出会い切磋琢磨をしてきたが、ジャクソン5のボーカルだったマイケル・ジャクソンを取り上げ「オフザウォール」「スリラー」と世界的大ヒットアルバムを世に送り出す。

1930年代あたりからの黒人差別体験から人権問題意識も強く、音楽活動をしながら世界中からイベント招聘され、各音楽賞でもおびただしい数の受賞をし、常に世界中を飛び回っている。結婚も3回しており、子供もアメリカ人、スエーデン人の血がまじりにぎやかに暮らしている。

知らなかったのだが、余りに多忙すぎて2度ほど倒れ生死をさまよう経験をし、その度に生還しているが、この撮影当時は82才で現在は89才なので、現在はどう活動をしながら過ごしているのかが気になる。

是非観て欲しいドキュメンタリー作品だ。