のんchan

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士[完全版]ののんchanのレビュー・感想・評価

4.3
本家スウェーデン版3部作の最後。
とうとう大好きシリーズ💕のラストになってしまった、寂しいよ〜🥲

前作から引き続いて “国家の陰謀” という話がさらに広がり、後半は法廷サスペンスになる。

今作はリスベットのアクションはほんの少し。と言うのは、前作で父ザラチェンコと彼に従う異母兄ニーダーマンとの死闘で重傷を負ったリスベットは病院に搬送されたまま入院を強いられている。
そして同じ病院に殺したいほど憎い父親も入院していて...病院内でも恐怖が続くのだが...

唯一良かったのは、担当医が若くて優しくて、もしや恋に広がるの?って位にイイ男だった💕
しかし、体力が回復したら病院から拘置所に移送されるのは決まっていて😔

ミカエルは病院に面会に行くが眠ったままで2人は会話も出来ず...
リスベットを救いたいミカエルは、弁護士である妹のアニカに彼女の弁護を頼み《ミレニアム誌》でリスベットの特集を組むことにする。

元公安警察の悪人どもの動きがあり、病院内で父ザラチェンコが銃殺され、殺した者も自殺してしまう。

とうとうリスベットの法廷が始まるが...
今まで病院や収監されていたので、もちろんスッピンでピアスも外していたツルンとしたリスベット、第一回目裁判に登場した姿が😲このジャケの姿に変わる💫
武士が鎧を付けるが如くに全身武装のつもりで、少女だった当時の担当精神科医テレボリアン(自分の行為を隠蔽するためリスベットを永遠に精神病院に収監させたい)に立ち向かう⚡️

ミカエルの妹アニカが健闘し勝利し、リスベットは無実となる。

リスベットとミカエルは本当にラストにしか出逢わない🥲
リスベットの3億のマンションの玄関前で
リスベット「またね」
ミカエル「きっとだよ」
これしか言葉を交わさないって...

続編がありそうな予感を匂わせるも...
もう、もうミカエルがこの世にいないなんて😭😭😭


チームワークを上手く回すのは、やはりリーダー(ミカエルは流石でしたカッコイイ)となる上の人の資質が大きくものを言うし、個々の意識も大切ですね‼️


※ザラチェンコの遺産がたったの2340万円しかなかったのには少な過ぎてガッカリ。
リスベットのものになるが、全てを寄附する。
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