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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREYのtakerattaのネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

アメコミの実写版スピンアウト作品

脱アニメ制作化、逆にアニメ化、両方映画の世界には流れがありますね。
どちらも産業として、才能ある人々が、育ち稼げて飯食えると良いなと楽しみに、観てみました。

ハーレクインの存在は、別の作品で知っていたので、Mr.J(Joker : ゴッサムシティの闇の帝王)の彼女と、知ってると、他の作品の横繋がりで楽しめるね!


kids時代にアメコミやUSのアニメを観てないので、アニメキャラ自体はこの作品で初めてみました。

また、実は父親のネグレクト(育児放棄)で
何度も捨て子になり、それでも父の元に家に帰っても、捨てられを繰り返し

最終的には、教会の孤児院で大学院まで進学し、
精神科医の資格も持ってるとなると

おもろいですね〜、MADサイエンティスト的な感や、そういう意味で、精神病(者)を少し蔑視してるクレイジーぶりなんだなと、感じました。

好き嫌いは分かれると思うけれど、
好きなままに、あるがまま以上に、自分の地位と名声向上を、一番に考える、ポジティブさは、

熱中病的というより、分裂的というか、
スキゾフレニー的な、キャラの
破茶滅茶が、楽しいと思えたり、
馬鹿げてて、馬鹿げ過ぎて笑える人には
楽しめるのかな?!と思いました。


精神科医でも、恋と愛には不器用なんだ〜とかね
根源的な人間の共通の悩みなんかを持っていて
ジェットコースター的な、映画の進みに、
随所に現実的な、情報も織り交ぜ、リアリティを
持たせる辺りは、ラストまで観させる映画としてのシナリオは、上手いなと思います。

ただ、どしてもハーレクインは、Jの彼女だったり、Jから捨てられても、
イジメではなく、ゴッサムシティは、現実のゼロorサムの潰し合い社会の、暗喩(メタファー)なので、

敵が出てきて、潰そうと襲いかかる辺りは、
全然違う、昔のブラック企業勤務時代とか、
妄想はできそう ww

娯楽映画と割り切って作られてるので、
むしろこの次の作品や、前作や、他の作品と併せて楽しむと、
全体の世界観や、
絶対悪側にも、ヒールなダークヒーローがいて

それを倒しに来るバッドマンが居てという
アメコミ全体が楽しめるという、一作品。

演者の女優さんは、べっぴんさんなのと、
この役を演じるのが、ハマり役なので、

そういう意味で、じっくり観ることが出来ると、
他の作品で、また、別の演者さまが、演じるハーレクイン役との演技,お芝居の差も楽しめそうです。

お勧めします!
^ - ^)ノ コトヨロ-

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2020年作品
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