すいかのたね

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREYのすいかのたねのネタバレレビュー・内容・結末

2.7

このレビューはネタバレを含みます

正直ハーレイ・クインの魅力はスースクより後退していたように感じました。良かった点はハーレイの魅力(後退してても)とアクションシーン。ダメな点はその他の大体。

まず大筋の話があって無いようなモノなのに、群像劇っぽくしたのが良くなかったかと思います。サブキャラは悪いけどほぼ魅力なしです。各キャラに立ちはだかる壁の話をしていますが、キャラ同士はほぼ因縁がないし、話の本筋にも大きく絡まないので、それぞれの事情はあんまり意味ありません…皆事情の解決に向けて動いてるわけでもないし、何でこんなにキャラ入れたのか分かりません。その分ハーレイのシーン増やして欲しかった。

あと時系列の操作も何の効果があったのか分かりません。まさかオシャレさ狙い?派手な色遣い+派手な音楽+軽口=オシャレっぽく描いてて、まあまあ失敗してる感あったのでお腹一杯でした。中盤から色使いも減るし。

ハーレイ自体も普通の女性のように思い悩むんだという描写を入れた結果、スースクにあった無邪気な悪さが消え、単に考えなしの嫌な女性という側面が強くなったように思えました…ハーレイが多少悪くても、結局より悪いキャラを成敗することになるし、正直映画を見終わった今もイマイチハーレイのキャラが掴めていません。

うーん結構期待して見に行ったんですがイマイチでした。
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