このレビューはネタバレを含みます
DCエクステンデッド・ユニバース（DCEU）第８作目。
第３作目のスーサイド・スクワッドで登場したハーレイ・クインが主人公。
前作でラブラブだったプリンちゃんことジョーカーとお別れした後の彼女の独白ストーリー。
自分勝手でモラルなんて欠けらも無いハーレイのクレイジーさと、派手でオシャレな衣装に鮮やかなヘアメイクなど、彼女のスタイルが見どころ。
とにかくマーゴット・ロビーのハーレイ・クインありきの映画と言えるので、彼女が好きならば楽しめる作品だと思います。
個人的には前半はイマイチ、後半はなかなか楽しめました。
ただカーアクションシーンがよかっただけに、その後の決着があっさりついてしまったのは少々物足りなかったです。
ユアン・マクレガーの演技が良いだけに、もう少しブラックマスクの見せ場が欲しかったなと思います。彼のあの直情的で情緒不安定な感じ、とても良かった。
また、ビクターの彼に対する狂信的な感じが序盤からそれとなく描かれていたのも良かったです。
エンディングからのエンドロールはすごく良かった！
特に一曲目の Megan Thee Stallion And Normani “Diamonds” の曲調と手書きイラストがマッチしていて、めちゃくちゃいい！
二曲目：Maisie Peters “Smile”
三曲目：K.Flay “Bad Memory”
正直、この映画で一番好きなのがエンドロールと言っても過言ではありません。笑
製作とキャストが女性陣中心とあって、タフでパワフルな女性たちが活躍する作品として楽しめました。
プリンちゃん大好き！彼の為ならなんでもできる！な依存的ハーレイから、彼がいなくても戦えるし生きていける一人の自立した女性になるまでの成長物語。とも言えるかな？
