マッツ・ミケルセンのイケオジ殺し屋ぶりを堪能できる作品。他の方のレビューでふれられているように『ジョン・ウィック』のような背景で物語は進むが、この作品のほうが敵方のキャラクターが漫画っぽいこと（タランティーノ映画的というかDC作品のヴィラン的というか）、セックスや殺人・拷問のエログロ度合いが高いことで好みは分かれるかも。優秀な殺し屋と組織の戦いが分かりやすく派手に描かれながら、マッツと近隣女性の交流や彼の過去の罪も絡めて話が進み、色々はられた伏線が最後にきっちり回収されるのが気持ち良い。マッツが素敵すぎて、点数は若干甘くなったかも。
