このレビューはネタバレを含みます
暗殺家業を営んでいたダンカン。定年前に所属会社の安易な考えから命を狙われる。
マッツ主演の今作。これまで観たことのない少し不気味で、魅力的なワイルドなイケおじが見れる。
正真正銘のセクシーで、ルビー・O・フィーとの乱れるシーンはリアル。その後の全裸での戦闘シーンがかっこよすぎてたまんない。
映画としてはコミカルな描写があり。そこは原作が漫画だからこそなので、エンタメとしての要素が強め。そこにダンカンの過去の後悔の描写を入れることで、作品としてミステリアスな側面が描かれる。
何かに固執しているものの一つとしてカミーユがいるだけなのかと思っていたら暗殺業としての過去の過ちがここに直結してくる。ダンカンなりに彼女を救いたい優しさと不器用さが出てて良かった。
最後の2人のシーンは次回作も期待してしまうので、是非是非観たい。
ダンカンの戦闘シーンがめちゃくちゃ良くて、冷静で残酷だが、彼も1人の人間として描かれているのがいい。拷問からの脱出シーンはジョン・ウィックばりのアクションだが、正直こっちの方が好み。
最後にたまんないのが、倉庫での銃撃シーン。眼帯をつけた姿が厨二心をくすぐってくるし、何より手袋と連動したマシンガンがかっこよすぎ。最高のシーンでした。