“もし誰が殺ったか知っていたら?”
刑事のエリン(ニコール・キッドマン)は15年前にサイラスを筆頭に活動していたマフィアに潜入捜査をしていた。しかし当時は捜査は失敗、サイラスを逃してしまう。時を経てサイラスが再び現れた時、彼女は“破壊者”としてサイラスを追い詰める。彼女がそれまでもこの事件にこだわる真相とは…。
天晴れニコール・キッドマン。あの美しい彼女からは考えられないほど顔色は悪く痩せこけたニコールが“全て”のシーンに登場するというまさにニコールによるニコールのための映画。現在と過去が入り混じりスローながらも心にドスッとくる重めのストーリー。彼女とサイラスとの因縁が徐々に浮き彫りになってきてピークに達するラストシーンでは誰もが溜息を漏らすはず。