これが花びら大回転ってやつか！！スッゲー回転率！
外気アレルギーの少年イーライは怪しい家で怪しいババアによるハードコア治療を受けるが、夜な夜なお化けは出るし、治療はゴリゴリだしでどうするイーライ！頑張れイーライ！
ストーリーはだいたいこんな感じなんだけど、終盤になって物語は一気に加速してドン引きエンドに持っていくのには、思わず舌を巻きました……！
顔面が内側にめり込むんですよ！！そのシーンと大回転は2回観ちゃった！！
怪しい家と怪しいババアと謎の女の子っていう時点でゾクゾクするんだけど、後半の方向転換で２度美味しい映画になってて満足です！
監督は『フッテージ デススパイラル』のキアラン・フォイ監督。
ちびっこお化けの怖さと明るさが表裏一体で気持ちわるい感じはがっつり健在で、洋服が四方八方に伸びるイーライの嫌がる顔と言ったらなんたるや！
そのまま引きづられてお化けの実体を目視した時のスローモーションじゃないのにスローモーションになるような映像は、まぶたを閉じると一瞬でフラッシュバックするもんで今夜は眠れなそうです！ヤッホー！！
怪しい治療ババア達の表情もサイコーで、明らかにイカれている！
絶対無理してるのに平然を装っているような張り付いた笑顔は映画で見て「怖い怖い」っていう分にはいいんだけど、実際にいるとドぎついよね、
そんな表情の治療ババアの治療はなかなかハードコアでかなり見応えがあるといいますか、足の指がヒクヒクしました！
優しさの押し売りみたいなえげつない表情で頭にドリルを打ち込むババアとそれを眺めるババア×２はもう見てられないのです！怖すぎんだろ！！！
若干のネタバレになっちゃうかもだけど、イーライの完治を望む両親の微妙な距離感は見ててスゲー不気味で、不気味家・不気味ババア・不気味両親に囲まれるイーライは外気アレルギーとかそんなを通り越してストレスで死んでしまいそう！あれ最悪だよね！
外にいる女の子マックスは相変わらずマックスな喋り方で、『ストレンジャーシングス』のときはそこまで魅かれなかったんだけど、見ててなんだかおかしい気持ちになってきました！！
何というか、RPGで仲間にはならいけどちょくちょく助けてくれる強い人っぽい雰囲気があると言いますか、一生ついていきます！って言わされてるような気持ちになっております！
で、自分は日本人だからこのオチは、出たぁ〜〜いつものこれか〜〜！って感じなんだけど、その辺りの文化圏の人は若干感じ方は違うのかしらん。
