しゅう

アド・アストラのしゅうのネタバレレビュー・内容・結末

アド・アストラ(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

宇宙の話ということで見ましたが、ストーリーは静かな感じで最初から最後まで終わります。
大きな山場も無ければ盛り上がりも特にないので、見る人によっては退屈に感じてしまう映画だと感じました。
宇宙にいるであろう見えない生命を求め続けた父親と、身近の人物を求め続けた主人公の話のように感じました。
家族までを捨てて宇宙を求めた父親と、その父親という存在を失ったことでどこか変わってしまった主人公。
そんな主人公は、父親が生きているかもしれないと知って心拍数が80を超えてしまいます。
周囲を拒絶し続けた主人公が、父親を求めて宇宙に会いに行き、会うことで父親という壁を乗り越えたように思えました。
そこからは、主人公は自分の本当の気持ちに気付いて周囲の人が大切だったのだと思えたのかなと感じました。
暗く地味な話ですが、面白かったと思いました。
しゅう

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