このレビューはネタバレを含みます
宇宙という過酷な環境の中で、偉大な父親の功績というプレッシャーと闘いながら感情を押し殺して任務に従事していたら、そりゃ孤独感にも苛まれるし、プライベートでも感情殺してたらそらそうやろって。
とはいえ偉大な父親を追って宇宙飛行士になったのに、感情を殺し続けなきゃいけなくて孤独感に苛まれてるってのはなんとも皮肉だなとも思った。
そういう時に人間の情の部分が大事なんだと思うけれど、父親の凶行がそういうものの対比になっていて、何処であっても孤独というのは人を人でなくしてしまうんだなぁと。
何にしても、主人公が感情大事だなって気付けたみたいで良かった。当たり前やろ。