虎舞羅ーコブラー

アナベル 死霊博物館の虎舞羅ーコブラーのレビュー・感想・評価

アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)
3.9
死霊館シリーズの番外編であるアナベルシリーズの第3作目。

実在するウォーレン夫妻の「オカルト博物館」のエピソード。現在は博物館内に立ち入りは出来ないらしいですが、Youtubeで検索すると館内が見れます。そういうのを感じることの出来る方なら、きっと館内に漂う不気味な雰囲気が分かるはずです。
ウォーレン夫妻が一晩家を留守にする事になり、娘のジュディは年上の少女二人と過ごすが、その内の一人が遊び心で博物館に入り、アナベルの封印を解いてしまう。
シリーズの鑑賞順がバラバラなものの、このシリーズにハマってきている私には満足いく作品でした。
ホラー度数はシリーズ他作品に比べると劣るかもしれませんが、このシリーズのファンなら堪らない要素が詰まっています。
数多くの心霊事件のファイルを見つけるシーンがあるのですが、その写真の大半がガチのもの。背景にある事件を調べると、背筋が凍る事間違いなしです。
今作では登場人物に感情移入しやすく、愛着が湧くのが他作品に比べ多かった気がします。それもあって、ラストの優しさに涙。そういう意味ではベストかも。

登場する悪魔についてを調べていくと、また違った視点で楽しめますね。死霊館シリーズコンプが楽しみです!😆