福福吉吉

アナベル 死霊博物館の福福吉吉のレビュー・感想・評価

アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)
2.5
「死霊館」のシリーズですが、他の作品を観ていなくても楽しめると思います。

超常現象研究家ウォーレン夫妻の家の地下室に呪いの人形「アナベル」が保管されることになった。ある日、ウォーレン夫妻が仕事で家を空けることになり、娘のジュディは年上の少女メアリーやダニエラと一晩過ごすことになった。しかし、ダニエラが勝手に地下室のアナベルの封印を解いてしまったため、アナベルや他の呪物にとりついていた悪霊を呼び覚まし、彼女たちは襲われてしまう。

日常生活のパートが長く、少し冗長に感じました。娘のジュディは母ロレインと同様に通常見えないものが見える設定ですが、ジュディはしっかりし過ぎていて幽霊が見えても派手に驚くようなことがなく、そのせいか観ている私も冷静になってしまいました。
ダニエラの性格に最初、嫌な感じがしていたが、ダニエラの内面が分かって好感が持てるようになりました。でも、本作の騒動は100%ダニエラのせいです。
悪霊たちに襲われるパートは怖さが控えめで少し物足りなさを感じます。
まずまず面白かったと思います。「死霊館」入門編みたいな感じかな。
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