勝沼悠

アナベル 死霊博物館の勝沼悠のレビュー・感想・評価

アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)
2.8
 霊能力者ウォーレン夫妻の家に保管されたアナベル人形が夫妻の留守に封印を解かれてしまう。

 ウォーレン夫妻の娘とその周辺が主人公の外伝的な内容ながら、本家に遜色のない基本に忠実なつくり。決してグロの起きないお化け屋敷チックホラー。アナベルを開けてしまう女の子が悪ふざけとかではなく、死んだ父親に会いたかったからという理由なあたりも、本家のハートウォーミング路線を継承している。
 アナベルが他の呪物に影響を与えてラストにかけて色んな現象が一気に起きるのがちょっと見どころ。

 安定して手堅い外伝作。
 ただ、アナベル人形の怖さはそんなにないので注意。
勝沼悠

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