このレビューはネタバレを含みます
5本の短編ホラーをまとめたオムニバス。それぞれ異なる監督による作品でホラーなんだけどジャンルはバラバラ、個性的で面白くてエンターテイメントしてた。
「THE THING IN THE WOODS」
オマージュ?パロディやシュールなシーン、ツッコミどころ満載で失笑。後半で真相を明かしてからラストまでの流れがスッキリしてて好き。
「MIRARI」
彼氏の性癖問題…マザコン気質もありそう。でも2人とも大事にしてくれそうだから本人が外見さえ気にしなければ(無理か)幸せに生きていけるのではないか、と思ったりする。拘束されてた人の予後の方が心配。
「MASHIT」
序盤のBGMが妙な明るさで違和感があったけど色んなものが飛び交うポップな殺戮シーンで漸く納得(遅かったw)。タブーを犯した聖職者が悪魔に勝てるわけないよね。
「THIS WAY TO EGRESS」
自分自身がおかしくなっているのは確かなんだけど、知覚している全てに異常があるんだからもう、何がリアルか分からない。誰の言うことも自分の事も何もかも信じられないしどこへ向かえば良いのかも分からない、そういう恐怖を感じた。
「DEAD」
殺してしまった事で解放されたかと思いきや逆に逃げ場がなくなってるの怖い。もともと無関係な人間に対して視えるからといって絡んでこない霊達が新鮮だった。あと本当のママは道連れにしようとするわけないからアレはママを装った悪霊だと思う。