ふわふわ

L7:プリテンド・ウィ・アー・デッドのふわふわのレビュー・感想・評価

3.5
L7というバンドが好きな人以外はあまり観る価値のない映画です。
当然私はファンなので観ました。

関係ないけど、私には歳上の女性の友人が多くいる。
一緒に遊んだりするのも面白いんだけど既婚者、未婚者関わらず生き方や考え方を教えてくれる、人生の先輩。

L7はニルヴァーナと同時代のガールズバンド。
彼女達は男性に媚びるセクシーさや可愛らしさで売るのではなく、ありのままの音楽性のみでバンドを確立してるのがいいし、そこが好きだ。
女性バンドが音楽業界で生き残る事に興味があったし、前述の友人達のように親近感があった。

内容はよくある音楽ドキュメンタリーにあるような展開だった。
ただ終盤にスージーのなんとも悲惨で辛い発言が聞ける。
それは嘘偽りない言葉で、友人達の、人生の先輩からのお腹の中から出てくるような本音の言葉だった。
これを聞いた時にああ、この映画を観たかいがあったなと思いました。

バンドで生活を維持していくのは並大抵ではないのだろう。
やっぱりアメリカはシビアな国。

ラモーンズと同じで南米では人気があったみたいで、厳重な警備とアリーナが凄い人の渦だった。
南米は若い人のパワーが凄い。
音楽に貪欲。

4th「Hungry for Stink」が好き!
カッコいい音楽をありがとう!
ふわふわ

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