前半のノリから、勝手に「内容的に政府に目を付けられて、公開を阻止する嫌がらせでピエールを逮捕したんじゃ無いか?」と勘ぐるほどに攻めた設定。
戦争、ゴリンピック中止...
マイナンバー、警察の暴力...
タイムリーな所を馬鹿な振りして確信犯。
ただ、その馬鹿な振りが段々エスカレートして後半は振りではなく本当にタダの馬鹿映画に成り下がってしまった感が残念。
ピエールがどうこういう以前の問題を抱えてしまっている珍作。
勿論昭和のオリジナル版「麻雀放浪記」を超えるような出来にはなっていない。
悪い意味で東映クオリティ...
もう少し頑張れば前半のノリで「スワロウテイル」方向にも持って行けたんじゃ無いかな?!