テリー微糖

麻雀放浪記2020のテリー微糖のネタバレレビュー・内容・結末

麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)
1.9

このレビューはネタバレを含みます

(詳しいことは後ほど)

覚悟はしていたけど
映画としてどうかと問われると

良くも悪くも「ひでぇwww」

説明の欲しい設定の説明が
バッサリと切られてるために
原作を観てない人には
分からないところがあるのかも…

有効牌をとして活かせる設定を
ノータイムでツモ切ってるんじゃ?

でも、なにより残念だったのは
コンプラを克服した映画なのに
「ハッチャケのパンチ力が足りない」

ハッチャケの手数はあるんだけど
どれも安い手でアガるみたいに
淡白に終わるのが…

ベッキーさんが
もっと大立ち回りでしてたら
映画が多少ダメでも
5億点をご祝儀で放銃しようとか
思ってたけど
ちょっと、そこまでにも
至らなかったかなあ…

PLTKにイタズラされそうになった
ベッキーさんが
ブチ切れてボコボコにして逝かす
みたいなパンクな展開が
一発あれば十分なのに
そうはならなかった…。

ここまでならまだ可愛いもので
1番残念なのは

「麻雀の勝ち負けにロジックがない」

ここに尽きます。

「配牌したらアガッてた」の連続で
もはや実力関係ない

イカサマできるかできないかに
話が矮小化してるので
哲の実力が全く分からない

勝負の流れの傾きや
汗水垂らして格闘する様を
拝むなら「ちはやふる」を
観た方がいい

ってか、ちはやふるを
見習ってほしいぐらい

イカサマで勝って
それを「良かったね!」って
終わらせる展開とか
本当にダメだと思う。

麻雀を描いた物語が
イカサマを肯定してるって…

ここまでくると
麻雀というゲームへの
リスペクトが微塵も感じられなくて
観ながらずっとイライラしてた

イカサマとインチキは違うんだ
っていうところにも
説得力がなくて…

どうかしてるとしか思えない…
テリー微糖

テリー微糖