カミツレ

麻雀放浪記2020のカミツレのネタバレレビュー・内容・結末

麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

原作を知っている人には嫌われているのかよくわからないが、とりあえず『Filmarks』では不評らしい。人のレビューは参考にはなるが正直評価はどうでもいい。

観た感想としてはクソおもしろかった!

言葉は悪くなってしまったが、観終わったあと勢いでそう吐いてしまうくらいおもしろい。それは確かにそうなのだが、きっとこの世界観が個人的に超好きなのだと思う。

1954年(昭和20年)から雷に打たれたことによって、75年後の2020年にタイムスリップしてきてしまったバクチ打ちの話というのがまた狂っていて笑えるし、そのバクチ打ち・哲を演じた斎藤工さんの魅力がすごすぎて。今まで観た彼の出演映画の中で一番輝いていたかも。

劇中の2020年五輪中止という話も、いま別の理由で実際延期に追いこまれているし、誰のためにやるのかわからない謝罪会見も今の世の中を反映しているなぁ、と(苦笑)

ベッキーもよかった。彼女が演じるママが「イカサマとインチキは違う。イカサマは勝つための技。技を使ってでも勝たなきゃいけないときが人にはある」って哲に助言するのだが、その言葉のパンチがラストこうやって効いてくるとは。私は麻雀に関しての知識はないが、ドキドキと笑いの連続だった。
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