麻雀放浪記とは違います。
そりゃそうだ。
でもね、この映画には90年代くらい三池崇史がむちゃくちゃやってたころのなんだかよくわかんないエネルギーが内包されている(と思う)
近未来描写がまんま90年代で止まってるところなんて最高だ。
セグウェイみたいなんに乗って、ポールチェアにすわって、スマートグラスをみんなつけてて。
馬鹿らしい風刺とそれ以上に馬鹿らしいことを熱演する斎藤工。
Vシネマはほぼ淘汰されてしまったけど、歴史の谷間(隙間)に生まれるこういう作品って今思うと本当に貴重だったなと。
こういう作品をもっともっとNetflixとかAmazonプライムとかのオリジナルでやってほしいです。