このレビューはネタバレを含みます
正直だいぶナメていた。
前回(84年版)のが傑作だけにふざけたモノ作りやがってと。
しかし「五輪中止」に加えて、「もう一度戦争があった」とゆー設定が次第に判ると、これはコレで興味深いなと思えた。
「誰も本当に戦争が始まるなんて考えてもいなかった(要約)」ってな台詞は、現在のコロナすら予兆しているよーな気もする。
全体の八割がゆるゆるでVシネマみたいだけど、敢えての緩さなのだろうと解釈した。
この安い世界は今のリアルではないだろーか。
ピエールの出番は少ない。ベッキーの吹っ切れた演技は良い。
舛添さんが都知事役で出る皮肉も効いている。
こんな世界になると誰が予想しただろう。