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晩夏のKUBOのレビュー・感想・評価

晩夏(2018年製作の映画)
3.0
コリアンシネマウィーク2020

2018年、チョ・ソンギュ監督の作品で今回が日本初公開。

済州島のゲストハウスに集った男女7人の3日間のお話。

偶然居合わせた男女の中に、実は元カレ元カノがいて、さあたいへんってコメディになるのかな(?)と思ったけど、意外にまったり進む感じは、よく言えば荻上直子みたいな、特に何も起きないけど、そこに集った人たちのまったり過ごす時間を楽しむみたいなタイプの作品。

脚本は悪くないんだけど、キャストに魅力がない。別に美女とイケメン揃える必要はないけど、もう少しそれぞれのキャストに魅力がほしい。

私は韓国には行ったことがないんだけど、これがあの有名なリゾート地「済州島」と言われても、ロケ地にも魅力感じないな〜。海もそれほどキレイにも見えないし、ただの田舎?

それにサーフィンのシーンがひどすぎる。まずインストラクター役の俳優は全く波に乗らないし、波に乗ろうとするポイントが浅過ぎて、あんなところでアップアップしながら待ってても乗れるわけないし、こういう映画の場合、最初は乗れなくても、練習するうちに上手になってスタンドダブル使ってでも乗れたような映像入れるのが普通だと思うんだけど、本当に最後まで誰も乗れない。このグダグダの絵を延々と見せられても、美しさも気持ちよさもない。なんなんだろうね?

なーんとなく終わって、暇な時にぼーっと見るには悪くないかもしれないが、特にオススメもしない。
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