しみちゃん

デッドエンドの思い出のしみちゃんのレビュー・感想・評価

デッドエンドの思い出(2018年製作の映画)
3.5
あいち女性映画祭で鑑賞
シネマスコーレで鑑賞
長久手イオンシネマで鑑賞

ユミが本当にたくましくて羨ましかった。もちろんとても辛い経験なんだけど、エンドポイントで過ごすうちに考え方も変わっていって、すごく強くなっていく。それは西山の存在もとても大きいのは言わずもがなだけど、私はユミみたいになりたいと思った。

西山について。最初はとても優しくて、みんなを包み込んでくれるなんていい人、って思ってた。でもそれだけじゃなくて、彼もしっかり闇を抱えてる。すごく人間らしい人。カフェに来るお客さんのこと、直接はもちろん言わないけど鬱陶しく思ってる部分がちゃんとあって、ただの底なしのお人好しじゃないとこが味のある人間らしいキャラクターだなと。

ロケ地について。やっぱり知ってるところが映るとテンションが上がる。テレビ塔も円頓寺商店街もセンパもサンシャインの観覧車も、ずっと知ってたようで知らなかったのかもしれない。この映画が愛知や名古屋の魅力を伝えていく存在になったらいいなと思う。そしてエンドポイントもできたらずっと続いてほしいな。
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