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デッドエンドの思い出のkamicoのネタバレレビュー・内容・結末

デッドエンドの思い出(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

妙に感情持っていかれて、辛くなった。

すんごく良かった。(語彙力喪失)

なんか、別れは全て肯定的なものに見えてきたし、心の支えになってくれる人がいるなら、どんな新しい環境もゼロでは無く一から始められる自信と安心感があって、、、。

「ごめん、好きな人ができた。」

このセリフを、日本語で言う元彼の配慮に苦しくなった。仮にあれが、韓国語だったら元彼への印象は全く別のものだったよね。日本語で言ってくれてありがとうって感じ。

いま自分の周りにいる、周りにいてくれているみんなの人生の輪の中で、私はどんな色を放っているのかなって考えた。

そんなのわたしにはわからない。ただ、当たり前じゃないとわかっているけど当たり前のようにに心の近くに寄り添ってくれて、そんな風に大切にしたい人がいる。

一歩踏み出すのが辛い時期にお互いが出会えて、また歩み出そうとする未来を一緒に乗り越えていきたい人がいる。

わたしの宝物をわかっている人だけに囲まれるって、幸せ極まりない。

韓国語に字幕をつけてくれるのは自然なことかもしれないけれど、じいちゃんばあちゃん達の日本語にも字幕を願った。笑

썸みたいだ。

お互いがどんな人生を歩んできたか、誰としあわせな時間を過ごしてきたかよりも、いま一緒に居るわたし達のことだけを考えていいんだよって、ふと安心した。

いまを丁寧に生きて、
いまを勝ち取りたい。

栄の観覧車を見てやっと名古屋だってわかって、序盤のタワー見たとき、札幌?あれ?でも時計がないしなんか風景違うどこだろ?ってなりました。

スヨンちゃんの日本語の発音にびっくりしたし、とても安心して観れました。スヨンちゃんありがとう:)

バスカーバスカーで急にテンション上がりましたバスカーバスカーにもありがとう。

あと、「밥 먹었어?」の風習、わたしすごく好きです。というか好きになりました。いいですよね「밥 먹었어?」。情があるって言ってたけど、本当にその通りだと思うから共感しました。

実際には「식사 하셨나요?」とか「식사 잘 하세요!」とか言うけれど、そこから始まるたのしい会話がたくさんあるから、好きです。大好き。話題に困ったらとりあえず「밥 먹었어??」に毎日安心させられています。笑

恋愛映画じゃ無くて、人生映画?なんて言ったらいいか分からないけれど、恋愛映画だけではないと思う。人生のターニングポイントを一緒に過ごした2人が、互いに支え合って励ましあって、時に自分の世界にこもり切って、前進していく映画でした。
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