メイプルわっふるG

コンフィデンスマンJP ロマンス編のメイプルわっふるGのレビュー・感想・評価

3.5
ラストでスカッとする怒涛の畳み掛け。作中ツッコミどころ満載なものの、ラストを見たらもうどうでもいいかって許容してしまう大団円。
江口洋介さんの似合いすぎるデニーロバット、号泣映画ゴーストをパロディ化など、人死にもなく全編通してコメディタッチ。
三浦春馬さんに切なくなりつつも、作中での存在感にほとほと感服。実に良かった。ひそかにピアニスト清塚信也さんに似てると思っていたり。
ちなみに孔海東の画像は、麻雀の村上淳プロに見えた。


※以下、無関係
今作に限らず、説明や種明かしといったオーディエンス向けのシーン、ぶっちゃけ「メタなシーン」って映画ではどういう位置づけなのかわからない。
今作でいえば、緑装束で任務完了後に路上でヘルメット脱いだり、変装カップルがこれまた路上で偽装メイクを剥ぎ取ったり。
アクション映画でいえば強盗直後に覆面脱ぐ悪党とか、スパイ映画ならクールに立ち去りながらさっさと素顔晒したりとか。
これが舞台の演劇ならわかるのだけれど、映画って作中ではリアルな世界が展開している設定なのだから、往来などの目撃者がいる状況での身バレって軽率に過ぎないかと。
なのにその手のシーンはハリウッド映画でさえいくらでもある。ザコ敵は防御せず撃たれるために向かってくる、といった様式美とは違うような気がするのだけれど。。はてさて。