トムヤムくん

足跡はかき消してのトムヤムくんのレビュー・感想・評価

足跡はかき消して(2018年製作の映画)
3.6
森の中で暮らし続けるPTSDの男と、その娘の話。開始早々に警察に見つかって街での暮らしを余儀なくされるのだが、何より不安で今にも消えてしまいそうなトーマシン・マッケンジーが美しすぎて胸を打れた。

正直、父親は訳ありだとしても自分勝手だと思ったし、物語自体もあまりに淡々としていていまいち乗れなかったけど、トーマシン・マッケンジーの存在感だけで画を持たせるのが本当に凄かった。『ウィンターズ・ボーン』の監督と聞いて色々納得した。トーマシン・マッケンジー映画。