min

アマンダと僕のminのレビュー・感想・評価

アマンダと僕(2018年製作の映画)
4.1
甥と姪が家族になる話。

かけがえのない家族が、ある日突然、不条理に目の前から奪われるという辛い悲しみに見舞われても、明日は来るし周囲は変わらないし、時は流れ、生かされ生きていく姿が淡々と描かれているとてもいい作品だった。

まさか、電車の遅れが。観ている私も一緒に呆然とした。

あの時の悲惨な公園の芝の上の風景と、ラストののどかで幸せな公園の芝の上の風景のコントラストがとても切なくてなんとも効果的。

「エルヴィスは建物を出た」という言い回しを始めて知ったけど面白いと思った!イタリア語に Alla frutta (アッラフルッタ:直訳フルーツに)という言い回しがあって、フルーツはデザートだからコース料理の最後ゆえ「もはや後がない」的な意味なのですが、それを思い出しました。よかったらピンチの状況で使ってください。そして諦めないでください(笑)
min

min