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アマンダと僕のTELAのレビュー・感想・評価

アマンダと僕(2018年製作の映画)
5.0
所有。視聴1回。吹替なし。
ヒューマンドラマ。無差別テロ。

【ジャケット裏のあらすじ】
夏の日差し溢れるパリ。便利屋として働くダヴィッドは、パリにやってきた美しい女性レナと出会い、恋に落ちる。穏やかで幸せな生活を送っていたがーー突然の悲劇で大切な姉が亡くなり、ダヴィッドは悲しみに暮れる。そして彼は、身寄りがなくひとりぼっちになってしまった姪アマンダの世話を引き受けることになる……。親代わりのように接しようとするが、まだ若いダヴィッドには荷が重く、戸惑いを隠せない。アマンダも、母親を失ったことをなかなか受け入れられずにいる。互いに不器用で、その姿は見ていてもどかしく、しかし愛おしい。悲しみは消えないが、それでも必死に逞しく生きようとするアマンダと共に過ごすことで、ダヴィッドは次第に自分を取り戻していくーー。

【感想】
仲の良い姉弟。仲の良い親子。慎ましい生活。これら全てを一瞬で奪い去っていく、無差別テロ。愛する者を突然失い、それでも残された者は、生きていかなければならない。

直接事件に遭遇したレナが、事件前と事件後で、まるで別人のように性格や表情まで変わってしまったのが印象的だった。

アマンダとダヴィッドの辛さが、じわりじわりと伝わってきて、涙が止まらなかった。
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