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翳りゆく父のlpのレビュー・感想・評価

翳りゆく父(2018年製作の映画)
1.5
東京国際映画祭にて鑑賞。

コンペ5本目は、ブラジルの『翳りゆく父』。日本では東京国際映画祭やラテンビート映画祭など、映画祭以外では観られる機会が少ない南米映画。東京国際映画祭の南米映画は、2009年の『激情』(コロンビア)や2015年の『ニーゼ』(ブラジル)など、コンスタントに秀作・力作が出てきているだけに、今作にも期待して鑑賞。

しかし、ここに来てついに今年の映画祭でハズレを引いてしまった。
家族を題材にしたスピリチュアルホラーなのだけど、非常に凡庸な映画に感じた。次第に狂う父親の描写も、娘の呪術的な力の描写も、一向に響いてこず。ホラー描写も少し不気味さはあったけれど、恐怖は感じられず。

終始「・・・」な状態でした。上映時間が短めだったことが救い。
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