Pinewood

ザ・リバーのPinewoodのレビュー・感想・評価

ザ・リバー(2018年製作の映画)
2.5
どのシーンも美しく詩的でいて力強い。
社会から隔離された辺境に暮らす5人兄弟。彼らの生活に一人の男の子(カナト)が参入する。厳しく単調ながらも安穏とした生活に紛れ込んだ異物。兄弟達の生活が異物により蝕まれ再構築してゆく物語と私は解釈したのだが。
Q&Aにて 監督曰く
観客各自が解釈すべきもの。観客を誘導するような監督自らの考えは伝えないとのスタンス。 カナトを 「神 」「悪魔」と見てもそれは観客の自由。 とはいえ監督はカナトは人では無いモノ、カオスと破壊をもたらし浄化新鮮させる「風」てな示唆されてたような…。

休日の朝一から良い作品観れて満足
「世界の優しき無関心」といいカザフスタン映画恐るべし。
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