内容の良し悪しは置いといて、VFX技術の向上が素晴らしいなと思わせられる作品。
ウィル・スミスも一時の「出る作品すべて大当たり」という時代は終わったと思うけど、こういう意欲的な作品に出るのはとても良いと思う。最終的に赤字となった訳だけども、技術力の向上とウィル・スミスの貪欲さを感じさせられる作品なのではないかと思う。
一方で、内容面に関してはチープさを感じずにはいられない。そして目新しさもない上に、全体的に予定調和な塩味という感じ。Netflix映画（卑下している訳じゃない）で量産されているようなクオリティになってしまったのは残念。
ただ、クローン技術について考えさせられるようなシーンがあったのは好評価ポイント。本作の本質はその点にあるのではないか？むしろそうでなければ“何だこの作品”と思わずにいられないからそうであってほしい(？)
P.S.ハリウッドはマーケティング費抑えられないのだろうか...
