フルーツ・チャン監督、クロエ・マーヤン主演による人魚伝説をテーマにしたエロティックコメディ。
『ドリアン・ドリアン』『ハリウッド★ホンコン』に続く娼婦3部作の最終章。
filmarksでは何故かSFになってるなw
中国では上映禁止、香港でも成人映画扱い。
でも何故かR15w
くどいくらい性描写に次ぐ性描写。
中国の上映禁止は性描写だけの問題ではないだろうが。
ファーストカットが網焼きにされて悶えるアワビと立派な松茸(に見える)2本。
不覚にも爆笑したわ🤣
アワビ悶えすぎ🤣🤣
どうせなら
アワビ＋松茸1本＋銀杏2個
アワビ＋松茸3本
どっちかにしなさいよwww
『三人の夫』というタイトル自体、理解に苦しむが、とにかく何もかもがぶっ飛んでいる。
人によっては強烈な嫌悪感を抱くだろう。
主演のクロエ・マーヤンは娼婦ムイを演じるにあたって"13kgの増量"をしたそうだ。
確かに娼婦の有名絵画はぽっちゃりさんが多いけどもさ…😰
性欲オバケで精神、行動ともに崩壊しているムイを、体当たりの演技でやり遂げている。
すごい女優魂。
そして、ただエロいだけの作品でもない。
人魚伝説に絡めて香港のルーツを紐解いたり、返還後の香港の生活をリアルに描いて、人間の、そして中国の"欲"をぶちまけている。
ムイの心情と共に自然にモノクロに切り替わる描写は見事だし、時折差し込まれる音楽も素晴らしい。
美しいモノクロ映像。
優しく遠くを見つめるムイ。
ムイが羽織るマントのみが 鮮烈な─赤─
差し込まれる情緒溢れる音楽。
ここだけ切り取ればとんでもない作品だと錯覚してまうわw
申し訳ないが、いくら高尚なメッセージ性の高い作品にみせかけようとも、所詮はエロティックコメディという評価は変わらない。
