いちみる

三人の夫のいちみるのネタバレレビュー・内容・結末

三人の夫(2018年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

❤️‍🔥

🌹並外れた性欲の娼婦を演じたクロエ・マーヤンの演技に圧倒。
🌹中国の東晋時代に起源を持つ半人半魚伝説を基に製作。
🌹踊り悶絶するアワビ。想像以上に動いてた。あほほど疼いてるあれみたいw
🌹ムイの性欲、病的だし底なしすぎる。飲食店でも刺激求めたり、普通に喘いだり逆にこっちがハラハラしちゃった。
あと、パパイアを使って自慰行為に耽るシーンやウナギ、夫の腕をあそこに入れたり色々凄かった。
🌹冒頭の美人娼婦とは正反対のぽっちゃり体型なムイ。でも胸は大きく名器であることから大人気。作中ではムイに対して何度か海の精(人魚)、魚、イルカといった単語が出てくる。確かにイルカっぽい。あと色白でぽっちゃりしてたからジュゴン感もあった。
🌹銀杏を食べすぎると夢精するって初めて聞いた。
🌹『三人の夫』ってそーゆーことか。ムイ+3人の夫+赤ん坊との船での生活、奇妙だった。
🌹終盤いつの間にかモノクロになってた。いつからモノクロになってたか全く分からなかった。段々感情無になってくムイの心情を表現してたのかな?と言っても元からムイ何考えてるか分からないけど。
🌹監督が伝えたかったメッセージってなんだったんだろ?中国と香港の関係とか勉強不足すぎてよく分からなかった。うちにはまだ早かったのかも。
🌹ムイが望んでいたこと、ムイにとっての幸せはいったいなんだったんだろ?
🌹海:大きな池 多量 大洋
陸:土地 大陸 集団
空:天空 虚無 大気
これらは何を指してたんだろ。空が分かるようで分からない。

💄••┈┈┈┈┈以下ネットより┈┈┈┈┈••💄

🌹中国の東晋時代に書かれた捜神記には、南方の海に棲む"鮫人"の記録がある。鮫人は機を織って暮らし、泣くと涙が珠になったという。
鮫人⋯中国で、水中に住み、魚に似ているという、想像上の人。人魚に似た生き物。
🌹フルーツ・チャン監督は、広東出身の香港の映画監督。
🌹初主演となる女優クロエ・マーヤンは、フルーツ監督の要望に応え1ヶ月で約13キロ体重を増やした。
🌹フルーツ・チャン監督曰く「経済発展をした国際都市、香港においても、低下層の人たちの生活は苦しいまま。描きたかったのは、医者にも連れて行けない低下層の姿。病気も治しようがない、医者へも連れていけない境遇のなかで、性欲に苦しむ女性の円満的な解決を類推していった。」とのこと。
また「中国語で"空"は"sky"という意味だけでなく"empty(何もない)"という意味もある。この"空"の持つ意味は深く、結局最後の最後まで何もないというところに表れている。脚本上でも、映像においても、色がだんだんなくなっていくように、すべてこの"空"の1文字から派生した。」とも述べていた。
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