東京国際映画祭コンペティション部門出品作品。冒頭の映像が印象的だ。溺れて船に引き上げられる女性が、まるで空中に浮いているように見える。実は、網ですくっているということがわかるが、このファーストシーン…
>>続きを読むさて東京国際映画を振り返る。今年は地味なラインナップの反面、日陰の良作が多かった。本作は売春婦に生まれ堕ちた彼女が自らに宿った子どもを守るため希望を求める逃避行。ナイジェリアンの売春婦街の話は知って…
>>続きを読む2018/11/2 TOHOシネマズ六本木ヒルズ Sc.7 東京国際映画祭2018 コンペティション 監督賞
東京国際7本目
普遍的な愛の強さに圧倒される、とても見応えのある作品。
こんなロードシ…
東京国際映画祭2018にて鑑賞。Opシーンが見事。夢も希望もなく暮らす者達。汚れた仕事で生きるマリア自身を、新たに宿った命が逞しく変えていく。それが退廃的な光景に映え、着地にも繋がる。暗がり進む小…
>>続きを読む2018東京国際映画祭、最優秀監督賞、最優秀女優賞授賞作。
エドアルド・デ・アンジェリス監督。イタリア映画。
タイトル通り、冒頭から希望のないストーリー、映像が展開される。イタリアにあんなふうな救…
最優秀監督賞受賞作品上映にて。
執行していた側が同じ状況になったとき、彼女はどう行動するかを問うた内容。
全体は炭のように静かだけど、内面では熱を発し続けている。そんな印象。
現在、過去を彷徨い…
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