バニラ

堕ちた希望のバニラのネタバレレビュー・内容・結末

堕ちた希望(2018年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

マリアは人身売買組織の手先として生計を立てていたが自身の妊娠をきっかけにどん底の人生に希望を見つけ組織から逃げる道を選ぶ。
売春宿で働かされる女性たち妊娠した子供は人身売買へと、人としての尊厳もない世界だ。
治安の悪い無法地帯、逃げれそうにはない。
マリアは過去に妊娠できない体と診断されてたからこそ妊娠は嬉しかったのだろう。
組織には疑われないオバチャンが窓口、マリアに優しいのに裏社会には仁義を通す怖さが。
逃げる時に毒蛇にかまれて死んでしまうワンちゃんのシーンはかわいそうで見てられない。
幼いマリアを過去に見つけて助けたおじさんカルロが最後も良い人で良かった。
エンドロールの男性を勝手に解釈すると、事情があって身を隠していた赤ちゃんの父親でありマリアの逃走を陰で助けていたのだ。
なんて考えすぎも、希望は見れないと思ってたからとにかく救われた。
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