ポスターのキュートさからは窺い知れないシリアスなお話。星の数はやや低めだけど、個人的には高評価。
最近よく耳にする「ヤングケアラー」の女の子が主人公。
母は母なりに必死で、娘を愛していて、
娘も何とかお母さんを留めておこうとするけれど、9歳が抱えるには重過ぎる。
2人が必死にしがみついているのを嘲笑うかのように、ズルズルと落ちていく様が、観ていて苦しかった。
「喪失」が影のように、常に付きまとうマチルドにとって、骨格模型は捨て置けない相手だった。その喪失と向き合う埋葬のシーンは、とても良かった。
フクロウの演技が絶妙!かわいい!頑張って何度も撮影したんだろうなぁ。
それなのに声がイケメンなのがギャップで、またそれが良い。