自分が大嫌いなタイプを濃縮還元したような登場人物ばかり出てくる。
チャラチャラした大学生、飲みサークル、ノリだけで割と先輩と上手くやるゆとり後輩、社会人数年目で社会の厳しさを説教するOB……。ナンパ界の本田圭佑みたいな人や、40歳越えて社会人入学をし無理矢理若者にノリを合わせるおじさんも……。
そんな人たちが、サークルの決起集会?でカラオケでオールしているだけの映画。
ほぼ小劇団がやっている演劇みたいな作りで、全編カラオケからは出ない。
そこで繰り広げられる、先輩後輩、男女の駆け引きだけを描いていた。
もうすごい嫌悪感を感じるんだけれど、だんだん面白くなってきて目は離せなかった。
気になるのは、現実のチャラチャラした人たちがこの映画を観たら、どんな感想を持つのか?
共感するのか、嘲笑うのか?
ぜひ感想が知りたい。
最後の方に友情出演していた太賀と村上虹郎がめちゃくちゃ効いてた。